糖尿病で糖質制限・カロリー制限したい方におすすめの宅配食

ウェルネスダイニングお弁当

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糖尿病の方、糖尿病予備軍の方は、毎日の食事で糖質やカロリーを摂りすぎず、かつバランスの良い食事をすることが大切になってきます。

カロリーや糖質を制限しつつ栄養バランスの良い食事をするとき、宅配食は強い味方になるので、上手に取り入れていくのがおすすめです。

今回は、糖尿病の方におすすめのカロリー制限・糖質制限の宅配食を、食事療法の方法や、宅食選びのポイントとあわせてご紹介します。

※ 制限食をおこなうときは、必ず主治医の指導のもとでおこなうようにしてください。

糖尿病の方におすすめの宅配食

糖尿病の方におすすめの宅配食をまとめてみました。

メディカルフードサービス

MFS健康うちごはん

メディカルフードサービス(MFS)の健康うちごはんには、エネルギー制限が必要な方のための「MFSカロリー制限食」と、糖質がカットされたごはんがついて1食の糖質が40g以下の「MFS糖質制限食」があります。

カロリー制限食の方は、さらに必要カロリー量に合わせて、1日1,200kcalを必要とする方の「MFSカロリー制限食A」と、1日1,400~1,600kcalを必要とする方の「MFSカロリー制限食B」の2つのコースがあります。

毎日日替わりのメニューで、お届け頻度や食数がすごく柔軟に選べたり、カロリー制限食には、冷凍でなく冷蔵で届くプレミアムコースもあったりと、制限食を美味しく飽きずに続けたい方にぴったりの宅配食です。

MFS健康うちごはんは美味しいのか?実際試してみた!写真レポート

ウェルネスダイニング

ウェルネスダイニング

ウェルネスダイニングには、糖尿病やダイエットでカロリー制限をしている人向けの「カロリー制限気配り宅配食」というコースと、糖質を制限したい人向けの「糖質制限気配り宅配食」があります。(※カロリー制限をするのか糖質制限をするのかは、後述するように主治医の指示に従って下さい。)

冷凍のお弁当で、調理はレンジでチンするだけ。価格も高すぎず、味がいいと口コミでの評判も良く、一番おすすめです。

「カロリー制限気配り宅配食」は、ご飯なしで1食あたり240kcal(±10%)、塩分2g以下、「糖質制限気配り宅配食」は、さらに糖質15g以下となっています。

メニューは豊富で、毎月新メニューが追加されています。

注文は、7食、14食、21食の食数で選べて、1食あたりの価格は619〜642円。セットの内容は全て違うメニューのものにして送ってくれます。ヤマトクール便での配送で、配送料は初回は送料無料、2回目以降は定期購入の場合、350円です。

また、15分で2品が作れる「カロリー&糖質制限料理キット」も新しく発売されて、こちらはカット済み・味付け済みの食材が冷凍・真空パックで届いて、解凍して火にかけるだけの簡単調理で作ることができます。

お弁当も料理キットもご飯は付いていませんが、別売りで、低糖質低カロリーのパックご飯や、発芽玄米のパックご飯があって、12食単位で注文できるようになっています。

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メディミール



メディミールは管理栄養士がメニューを考案し、さらに看護師や理学療法士ら医療専門チームが監修した、制限食の宅配食サービスで、カロリー制限のコースがあります。

1食あたり、カロリー240kcal(±10%)、塩分2.5g以下に制限しつつ、美味しく満足感が得られるよう考案されています。

メディミールも、注文は、7食、14食、21食の食数で選ぶことができ、1食あたりの価格は1食あたり619〜698円です(まとめ買いするほどお得)。

送料は都度購入では税別800円、定期購入では400円になります。

食宅便

食宅便には、カロリーが気になる人向けの「カロリーケア1200」と「カロリーケア1600」、糖質を制限したい人向けの「低糖質セレクト」というコースがあります。

ご飯は付いていませんが、別売りで、低カロリー・低GIで血糖値の上昇を穏やかにする「へるしごはん」というパックのご飯があります。

「カロリーケア1200」「カロリーケア1600」は、どちらも1食あたり574円、「低糖質セレクト」は1食あたり519円です。

ヤマトクール宅急便の配達エリアなら、全国各地に配送可能です。送料は1梱包(2セットまで)につき390円です。

食宅便の宅配弁当は美味しい?実際食べてみた本音の口コミ

糖尿病とは

糖尿病とは、血液中のブドウ糖の濃度(=血糖値)を下げるインスリンというホルモンがうまく働かなくなり、血糖値が慢性的に高くなる病気です。

糖尿病の初期はほとんど自覚症状がないので、頻尿や喉の渇き、体の疲れが取れない、食べているのに痩せていく、などの症状が現れ始めた段階では、すでに血糖値がだいぶ高くなっていることが多いです。

糖尿病によってインスリンの分泌量が減ったり、インスリンが十分効かなくなってくると、ブドウ糖をエネルギーに変えにくくなってしまいまい、正常な身体活動が難しくなって、疲れや怠さ、体重の減少、さらに、集中力が低下したり、うつに近い症状が現れたりすることもあります。

糖尿病は網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こしやすいです。特にこの3つは「糖尿病の三大合併症」と呼ばれていて、どれも細い血管が高血糖のダメージを受けて起こります。

合併症の予防や、病状の進行を防ぐためにも、健康診断などで早期発見、早期治療をするのが大切です。

参考:糖尿病の食事「糖尿病とは」-東京都病院経営本部

糖尿病の種類

糖尿病にはいくつかの種類がありますが、中でも代表的なのは、「1型糖尿病」と「2型糖尿病」です。特に、2型糖尿病は、全糖尿病患者の9割以上を占めています。

1型糖尿病
子どもや若い人に多い糖尿病です。最初は風邪に似た症状が出て、その後、のどが渇く、尿が多くなる、急激にやせるなどの症状が出てきます。

インスリンをつくる脾臓のβ細胞という細胞が壊れてインスリンを分泌できなくなるため、インスリンの注射が必須になります。

インスリンが不足すると、ブドウ糖の代わりに脂肪がエネルギー源にされて、ケトン体の血中濃度が増して血液が酸化し、「ケトアシドーシス」という身体の機能が急激に低下する症状も起こしやすいです。

2型糖尿病
肥満の人、中高年に多く、糖尿病の約9割がこの2型にあたります。自覚症状がなく、進行はゆるやかで、健康診断などで発見されることが多いです。

インスリンが分泌されにくくなったり、インスリンが効きにくくなって血糖値が高くなるのですが、放っておくと合併症の恐れもあるので、食事や運動療法、場合によって服薬で治療をしていきます。

他にも、妊娠中に糖代謝異常となって、妊娠糖尿病と診断されることもあります。

妊娠中の高血糖は、出産後はほぼ正常に戻りますが、胎児に影響を与える可能性もあるのと、のちに糖尿病を発症するリスクは高まるので、血糖値をきちんとコントロールする必要があります。

参考:糖尿病ってどんな病気?-Abbott

糖尿病の治療法

糖尿病は、一度発症すると、ずっと付き合っていかなければならない病気ですが、きちんと治療をして血糖値コントロールを続ければ仕事も出産もできますし、合併症も防げます。

糖尿病の進行を防ぎ、合併症を防ぐためには、規則正しい生活をする基本的な生活の改善のほか、禁酒禁煙、食事療法と運動療法を毎日の生活に取り入れることが大切です。

食事療法

1日3回規則正しくきちんと食べ、食べる量に気をつけ、間食は控えることが大事です。

1日に必要なエネルギー量は、年齢、性別、身長、体重、日々の生活の過ごし方によって一人ひとり違うので、病院の指示に従うようにしましょう。

詳しくは、下記「糖尿病の食事」へ。

運動療法

運動をすると、心肺機能の向上、肥満解消、筋肉強化、動脈硬化の予防などにつながります。

運動をして血糖値が下がると、体が必要とするインスリンの量が減るのでインスリンを節約できます。

ただ、急に激しいスポーツをするのは逆効果なので、自分に合った運動の種類と量を、医師と相談して決める必要があります。

薬物療法

1型糖尿病の方は、インスリンの補充が必要になるので、インスリンの注射を行います。

2型糖尿病の方も、食事や運動療法で血糖値コントロールができない場合は、飲み薬を使うことがあります。
また、飲み薬のほかに、インスリン注射を取り入れることもあります。

参考:糖尿病の基礎知識-メディカルネットブック

糖尿病の方の食事について

糖尿病の方の食事で一番大切なのは、カロリーコントロールです。特に食べてはいけないものはないので、食べる量に気をつけつつ、栄養バランスのいい食事を心がけるようにします。

糖質制限なのか、カロリー制限なのか?

糖尿病の制限食の方法として、糖質制限のほうが有効とする説もありますが、現在の主流はカロリー制限なので、この記事ではカロリー制限を中心にまとめています。

いずれにしても、制限食をおこなう時は必ず主治医の指示に従って下さい。

とくに内服薬やインスリン注射を使用している場合は、糖質制限食は血糖値が下がりすぎる危険があるので、必ず医師に相談してから利用するようにして下さい。

必要なエネルギー量を過不足なく摂る

1日に必要なエネルギー量は、身長と体重と、普段どれくらいの活動量があるかで決まり、

1日の適正なエネルギー量(kcal)=標準体重(kg)×身体活動量

の式で計算できます。ただ、必要なエネルギー量は性別や年齢、血糖値コントロールや合併症の有無によっても変わるので、医師と相談が必要です。

標準体重とは

「身長(m)×身長(m)×22」で計算される、統計上もっとも肥満になりにくい体重。

身体活動量

標準体重1kgあたりに消費するエネルギー量で、下記のように活動内容によって変わります。

デスクワークが多い場合 25~30(kcal/kg)
立ち仕事が多い場合 30~35(kcal/kg)
力仕事が多い場合 35~(kcal/kg)

栄養バランスにも気をつける

栄養バランスのとれた食事にすることも大切です。三大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質は次の配分になっているのが理想です。

  • 炭水化物:摂取エネルギーの50~60%
  • たんぱく質:標準体重1kg当たり 1.0~1.2g(1日約50~80g)
  • 脂質:摂取エネルギーの20~25%

他にも、下記のように、ダイエットをする場合でも習慣化したいような、普段のちょっとした心がけが大切になります。

  • 1日3食バランスよく食べる
  • ゆっくり噛んで食べる
  • なるべく間食をしない
  • 飲酒を控える、または禁酒する
  • 夜遅くや寝る前に食べない

 
以上のように、糖尿病の食事療法は、健康的で、栄養バランスに優れた食事をカロリー制限して食べるというもので、糖尿病でなかったとしても取り入れた方がいいくらい、ヘルシーな食事方法です( *• ̀ω•́ )b

参考:糖尿病の食事のはなし(基本編)-糖尿病情報センター糖尿病Q&A1000-糖尿病ネットワーク

糖尿病の方の宅配食を選ぶポイント

糖尿病の方向けの宅配食を選ぶ時のポイントは、次の3点です。

  1. 適正なエネルギー量になっているかどうか
  2. 続けやすい価格・メニューになっているか
  3. ご飯も一緒に買えるか

適正なエネルギー量になっているかどうか

1日のエネルギー量は多すぎてもいけませんが、少なすぎてもいけません。

また、血糖値を上げすぎないためにも、なるべく3食を均等に食べて、高血糖の状態の時間を短くした方がいいので、一食が自分の1日のエネルギー量の1/3くらいに収まるカロリーの宅配食を選ぶのがポイントです。

続けやすい価格・メニューになっているか

ヘルシーな食事を用意するのは、毎日だと本人も、調理する家族も大変で、負荷が大きいです。

よっぽど料理が得意でレパートリーが豊富な人じゃないと、薄味の、似たような味のメニューばかりが並びがちです。

そういう時の強い味方が宅配食なのですが、メニューが固定だったり価格が高いと、続けるのは難しくなってしまいます。

ウェルネスダイニングはまとめ買いした分は全て別のメニューになって、毎月新メニューが加わり、おすすめです(*^^*)

ご飯も買えるか

エネルギー量は、主食のごはんやパンも含めて計算する必要があります。

あらかじめ決まった量で、カロリーが明記されているパックのご飯を利用したり、ご飯込みの宅配食を選ぶと、毎日のカロリー計算が楽になります。

ご飯を少なめにすると何だか物足りない…と感じる人は、カロリーオフのパックご飯もあるので、取り入れてみるといいかもしれません。

カロリーオフのパックご飯は、ウェルネスダイニングや食宅便にあります。

まとめ

糖尿病の方に一番おすすめなのは、ウェルネスダイニングです。味がいいと評判で、価格も高すぎず、毎月新メニューが追加されるので、続けやすいです。

価格の安さで選ぶなら食宅便がおすすめです。

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